【2026年3月】税務・会計トピックス ~法定期限とクラウド会計 実務カレンダー~
3月は、個人事業主の皆様にとっては確定申告の提出期限を迎える重要な月であり、3月決算法人にとっては、年度末に向けた決算準備の最終段階に入る時期です。
クラウド会計(freeeやマネーフォワード等)を利用している場合、この時期に意識したいのは、目の前の期限対応だけで終わらせず、申告後や次の税務イベントを見据えたデータ整理まで行うことです。同期エラーや未処理取引を放置したまま申告を迎えると、後日の確認や修正に多くの時間を要することがあります。
カレンダーを確認しながら、余裕を持って実務を進めていきましょう。
2026年3月の税務・会計カレンダー
| 期限 | 対象 | 内容 |
|---|---|---|
| 3/10(火) | 法人・個人 | 源泉所得税(2月分)の納付期限 |
| 3/16(月) | 個人 | 所得税・贈与税の確定申告および納付期限 |
| 3/31(火) | 個人 | 消費税の確定申告および納付期限 |
| 3/31(火) | 法人 | 1月決算法人の確定申告および納付期限 |
今月の重点チェックポイント
【個人向け】実は重要!確定申告“後”を見据えたデータ整理と確認
いよいよ申告期限が近づいていますが、
確定申告は、提出して終わりではありません。
申告後も、税務署からの問い合わせや内容確認、融資や各種申請など、
申告内容を見返す場面が少なからず発生します。
そのため、3月中に
「申告後に困らない状態」を作っておくことが大切です。
チェックポイント
✔ 銀行口座・クレジットカード残高が会計ソフトと完全に一致しているか
✔ 連携エラーや未処理の取引が残っていないか
✔ 申告書データや控えを保存できているか
✔ 領収書・証明書類が、あとから見返せる形で整理されているか
申告後に資料が煩雑になっていると、
問い合わせ対応や修正が必要になった際に、思わぬ時間を取られがちです。
「あとで困らない状態」を作ることを意識しましょう。

申告後に資料が煩雑になっていると、
問い合わせ対応や修正が必要になった際に、
思わぬ時間を取られがちです。
「あとで困らない状態」を作ることを意識しましょう。
【法人向け】5月申告・納税に向けた決算準備
3月決算法人は、決算本番に向けた準備を前倒しすることが重要です。
3月中に一度、仮締めと確認を行っておきましょう。
チェックポイント
✔ 仮締めを行い、利益・税額の目安を把握しているか
✔ 未払費用(給与・社会保険料など)を洗い出せているか
✔ 前払費用(家賃など)の処理が整理できているか
✔ 今期費用化したい備品・修繕が、3月末までに完了しているか
これらの内容を整理したうえで、
「この状態で問題ないか」「追加で調整すべき点がないか」などを
早めに税理士へ相談しておくことも、実務上は有効です。

決算直前にまとめて対応するより、
3月中に一度、状況を共有しておくことで、
4月以降の決算整理や申告・納税対応が大きくラクになります。
【法人個人共通】6月以降を見据えた消費税・インボイス確認
インボイス制度開始後、申告・決算を複数回経験する時期に入りました。
慣れてきた今こそ、設定や運用の再確認が重要です。
チェックポイント
✔ 税区分(課税・免税)の判定は正しいか
✔ 少額特例・2割特例の設定に誤りがないか
✔ 取引先のインボイス登録番号を正しく管理できているか
✔ スキャナ保存のルール(解像度・保管方法)を守れているか
判断に迷う点や設定に不安がある場合は、
申告前に一度整理した内容を専門家と確認しておくと安心です。

このタイミングで整理しておくことで、
今後の消費税申告や税務調査への備えにもつながります。
まとめ
3月は「目の前の期限対応」で手一杯になりがちですが、
少しだけ先を見据えた確認を行うことで、
4〜6月の申告・納税・確認対応をスムーズに進められます。
クラウド会計を、入力するだけで終わらせず、整えて次につなげる。
そんな意識で、3月の実務を進めていきましょう!

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