freeeに強い税理士はこう選ぶ!税理士の探し方から連携の方法までを解説!

管理者

まず、freeeに強い税理士とそうでない税理士では、どんな違いがあるのでしょうか?
もちろん、導入や操作に詳しいことは大きなメリットですが、それ以外にもデータ共有の効率性やコスト面で差が出ることがあります。

選択する会計ソフトに不安はありませんか?
クラウド会計無料相談センターで、あなたに合った適切なソフトをご紹介できます。

1.会計データの受け渡しがスムーズ

freeeを使いこなしていない税理士の場合、顧問先が入力したデータを別の会計ソフトに移して確認することがあります。
この場合、エクスポート・メール送付・再取込といった手間が発生し、修正のたびにデータのやり取りが必要になることも。

一方、freeeに強い税理士であれば、あなたのfreeeデータを直接確認・共有できるため、データの受け渡しが不要になり、やり取りが格段にスムーズになります。

2.招待可能なメンバー枠を消費しない

税理士がfreee認定アドバイザーとして登録している場合、 顧問先の事業所のメンバー枠を消費せずに事業所データへアクセスできます。

逆に、認定アドバイザーでない税理士を「メンバー招待」で追加すると、ユーザーのメンバー枠を1つ使用する必要があり、メンバー数の制限に影響することもあります。

そのため、認定アドバイザー登録済みの税理士を選ぶことが実務的にも有利です。

3.記帳代行向けの特別なプランを提供してくれる

「記帳代行を利用するので会計ソフトは閲覧だけできれば良い」という方の場合、事務所によっては、記帳代行プランという認定アドバイザー向けの特別なプランを提供してくれることがあります。

freeeから直接申し込むことはできないので、認定アドバイザー事務所に確認してみましょう。

freeeでは、freee会計や人事労務などに対応した専門家を検索できる「freee税理士検索」を提供しています。

地域・業種・依頼内容など、条件を細かく設定して検索できる便利な公式サービスです。
ここでは、freeeに強い税理士を見つけるための4つのポイントをご紹介します。

ポイント1:「freee認定アドバイザー会員事務所ランク」の星ランクをチェック!

「会員事務所ランク」とは、freeeが定めたアドバイザースコアと資格保有数で評価される、freeeプロダクトの習熟度を表すランクです。各事務所には「★1〜★5」の星ランクが付与され、導入支援や顧問先サポートの実績が評価されています。

出典:https://adv.freee.co.jp/advisor/benefits

特に初めてfreeeを導入する方は、星4以上の事務所を選ぶと安心です。


ポイント2:「freee認定個人資格」の保有者がいるか確認!

freeeには、操作・導入・運用スキルを測る「freee認定個人資格」制度があります。
たとえば「freee会計エキスパート」「freee人事労務エキスパート」など、
各分野ごとの資格をスタッフが保有している場合、設定や運用サポートの質が高い傾向にあります。

特に会計処理だけでなく、freeeによってバックオフィス業務の最適化をしたいと考えられているようであれば、導入支援ができる資格者がいるかどうかが重要になります。
資格保有スタッフが多い事務所ほど、トラブル時の対応や業務設計にも安心感があります。


ポイント3:バッジの取得状況をチェック!

各事務所の紹介ページには、その事務所のfreeeへの取り組みに対しての実績をバッジで表示しています。

例えば、freeeが開催している「freee Advisor Award」で表彰された実績や、リアルタイム記帳の実現をしているかどうかなど、バッジの取得状況で会員事務所ランクには表現されない実績を知ることができます。

会員事務所ランクや認定個人資格の状況でも十分なサポートが期待できますが、もしバッジが掲載されているようであれば、freeeに対してさらに前向きな取り組みをしている事務所と考えてよいでしょう。


ポイント4:事務所のWebサイトを必ずチェック!

検索サイトで条件に合った事務所が見つかっても、すぐに問い合わせるのではなく、まずは各事務所の公式サイトを確認しましょう。

  • 料金体系が明示されているか
  • 得意な業種・サービス内容が自社のニーズと合っているか
  • freeeの対応範囲(会計/人事労務/請求書など)が明記されているか

これらを事前に確認することで、後から「想定と違った」というトラブルを防げます。

また、公式サイト経由で無料相談を受け付けている事務所も多いので、比較検討時には複数の事務所に問い合わせるのがおすすめです。

税理士にfreeeデータを確認してもらいたい場合は、アカウントを共有するだけで簡単に連携ができます。

主な方法は以下の2つです。

  1. 「事業所にアドバイザーを招待」する方法(推奨)
  2. 「メンバーとして招待」する方法

【方法①】「事業所にアドバイザーを招待」する(推奨)

この方法は最も一般的で、安全に連携できます。税理士がfreee認定アドバイザーであれば、この方法で連携可能です。

ステップ1:税理士の「事業所番号」と「メールアドレス」を確認する 

まず、連携したい税理士(アドバイザー)に、freeeのアドバイザー登録に利用している「事業所番号」「担当者のメールアドレス」を確認します。

ステップ2:アドバイザーの招待画面を開く

  1. freee会計にログインします。
  1. [その他設定]メニューから[メンバー一覧・招待]をクリックします。
  1. 画面右上の「アドバイザー追加」ボタンをクリックします。

テップ3:税理士を招待する

  1. 開いた画面で、ステップ1で確認した税理士の「事業所番号」と「担当者のメールアドレス」、「freee会計の権限」を入力します。
  2. [確認]をクリックし、プレビュー内容を確認した上で[送信]ボタンをクリックします。

【方法②】「メンバーとして招待」する方法

もし税理士が認定アドバイザーでない場合は、メンバーとして追加する方法もあります。

  1. freee会計にログイン
  2. [その他設定]メニューから[メンバー一覧・招待]をクリックします。
  3. [メンバーを追加]を追加をクリックします。
  4. 税理士のメールアドレスを入力し、権限セット・グループを設定します。
  5. [招待メールを送信]をクリックします。

この方法でも連携は可能ですが、税理士があなたのメンバー枠を1つ使用する点に注意が必要です。プランによっては、招待ができないものもありますのでご注意ください。

freee会計を最大限に活用するには、ツールを深く理解したfreee認定アドバイザーとの連携が欠かせません。

本記事で紹介したように、freeeに「強い」税理士を選ぶことで、データ共有の効率化・設定の最適化・業務自動化の推進など、会計・労務の両面で多くのメリットが得られます。

freee公式の「税理士検索」サービスを活用し、ランクや受賞歴、資格保有状況を確認して、自社に最適なパートナーを見つけましょう。

※この記事は2025年10月の情報に基づいて作成しています。

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